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国際奉仕フォーラム
−2月27日(木) 13:45「愛宕の間」− 出席者:45名
 2月27日「国際奉仕フォーラム」を開催、当日はパネラーとして“カンボジアミッション最新報告”の例会卓話に引き続き地区世界社会奉仕委員長 前田正一郎氏(奈良RC)を始め、パスト会長 岩佐孝雄会員、末澤武司会員を迎え、山上会員コーディネイトのもと「グローバリゼーション下にあってこれからのWCS活動は如何にあるべきか」をテーマに、長年に亘るロータリー活動歴と、WCS参加体験に基づいた含蓄と示唆に富む貴重な発言が、フロアーも含めて熱っぽく語られました。  紙数の関係上、一部の発言要旨しか記述できませんが。
 WCS活動は、意義ある事業認識のもと、高度な奉仕精神に支えられて、ひとりではできないことを、他の会員と共同体験を保有することによって、自らが足を運んで汗を流し、奉仕活動を通じて得られる“こころ”の充足感と感動のすばらしさを実感するもの。ポリオワクチンを投薬し続ける継続性あるポリオプラス活動の重要性。
 ロータリーの奉仕活動は、専門家がするものでもなければ、専門家を育てるものでもない。あくまでも個々の会員が、ロータリーで活動すべきもの。今後の活動資金をどのように手当し確保していくかという課題もあるが、大口でまとまらなくても基本計算に立ち返って活動すべきと考える。これからは単年度奉仕活動として、各クラブ毎に体験ツアーなどを組んで、独自活動に挑戦してもよいのではないか−。
 グローバルスタンダードの波が押し寄せ、リアルタイムで世界情報が飛び込んでくる現代、地球上には実に多種多様な国々が存在し、文化や宗教の異質性に、包容力のある理解と多文化主義を尊重しなければならないことも又事実であります。
 貧困にあえぐ国々の人々に関心を払い、地道で謙虚なRCの奉仕活動、それは“善意のひとかけら”にすぎないかもしれません。
 「山路来て 何やらゆかし すみれ草」(芭蕉)意味のないことかもしれない、何もつくれないかもしれない、大して力もないかもしれないが、一生懸命生きている人がいたならば、その人に声援を送るべきではないか−。(川崎医療福祉大学 学長 江草安彦氏の言葉 ロータリーの友3月号より)「平和へと進もう。人々のなかで生き、人々から学び、人々と共に工夫し、人々とともに働こう。人々が知っていることから始め、人々が持っているものを土台に建設しよう」1981年、最初の「ロータリー世界理解平和賞」を受賞された岩村昇博士のメッセージを以て稿を終えます。
国際奉仕委員会 委員長 草木紘司


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