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週報No.32(3月1日)
ブロシャン銅鉱 産地:静岡県下田市河津鉱山
ブロシャン銅鉱は、銅の硫酸塩鉱物で、銅鉱床の酸化帯に二次鉱物としてよく見られる鉱物の一つである。銅の炭酸塩鉱物で、同じような産状で産する孔雀石と色はよく似ているが、光沢や希塩酸での反応などで簡単に区別することができる。
週報No.33(3月8日)
硫砒鉄鉱 産地:大分県豊後大野市尾平鉱山
硫砒鉄鉱は、成分が鉄・硫黄・砒素からなり、金属鉱山では普通に産出する鉱物である。尾平鉱山から産出した硫砒鉄鉱の結晶は世界的にも立派な標本で、柱状結晶が湾曲して、見事な球状や扇状の集合体をなしている。
週報No.34(3月15日)
黄銅鉱 産地:秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山
黄銅鉱は、成分が銅・鉄・硫黄からなり、銅の主要な鉱石の一つである。黄銅色が特徴で、黄鉄鉱より濃い黄色で、表面が虹色に錆びやすい。自形結晶は稀で、東北地方の金属鉱山が盛んに採掘されていた頃の遺品ともいえる貴重な標本である。
週報No.35(3月22日)
紅簾石(こうれんせき) 産地:徳島県徳島市眉山(びざん)
紅簾石は、日本列島を縦断する大変成帯“三波川変成帯”に特徴的な鉱物である。眉山の結晶片岩の造岩鉱物として含まれ、成分にマンガンを含むために紫色を帯びた赤色が特徴である。眉山は世界的にも知られた紅簾石の産地である。
週報No.36(3月29日)
パイロクスマンガン石 産地:愛知県北設楽郡設楽町田口鉱山
パイロクスマンガン石はマンガンが主成分の珪酸塩鉱物で、マンガン鉱床では普通に産する。田口鉱山のパイロクスマンガン石の結晶は、日本の鉱物の中でも世界に自慢することのできるもので、世界中の鉱物コレクター憧れの標本である。
週報No.37(4月5日)
燐灰石 産地:栃木県今市市猪倉
燐灰石は、カルシウムの燐酸塩鉱物で、人間をはじめとする動物の骨や歯を作る鉱物でもある。鉱物としても決して稀ではないが、美しい結晶となると、どこにでも産出するものでもない。猪倉の結晶は透明度も高く、美しい結晶である。
週報No.38(4月12日)
緑柱石 産地:岐阜県中津川市福岡鉱山
緑柱石はベリリウムの珪酸塩鉱物である。宝石としてよく知られている、エメラルドやアクアマリンはこの鉱物の宝石名である。福岡鉱山は主にタングステンを目的に採掘した鉱山であったが、緑柱石もベリリウム鉱石として出鉱された。
週報No.39(4月19日)
方解石 産地:鹿児島県串木野市串木野鉱山
方解石は、石灰岩や大理石などの岩石の造岩鉱物である。割っても割ってもマッチ箱を押しつぶしたような形になる劈開や、複屈折の大きいことなど、鉱物の勉強には欠かせない。串木野鉱山の方解石は犬牙状の美しい結晶で有名である。
週報No.40(4月26日)
灰鉄ザクロ石 産地:富山県富山市水晶嶽
北アルプスの水晶嶽は、名前のとおり水晶の産地として有名であるが。山頂付近には花崗岩との接触変成帯があり、水晶と共にザクロ石の斜方十二面体結晶が見られる。残念ながら国立公園のため採集は禁止されている。
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