第3回情報集会
−ロータリー その創立と変遷−
2月18日(木) 「田鶴」

報告者:会員 広瀬 茂

 1998〜'99年度第3回情報集会が「田鶴」で新入会員歓迎会に先立ち開催されました。38名の出席者で会場は溢れ、少しでもしっかりと話を聞こうと最前列に陣どった新入会員の方々始め、たっぷり年季の入ったベテランメンバーまでの中、松風愼一第32代会長が「ロータリーその創立と変遷」というテーマでお話をされました。まず'97年6月に発刊された「ロータリアンの手引」の作成については、殆ど松風元会長が半年以上も掛けて執筆されたとの事で、始めにポール・ハリスとロータリークラブの歴史の部分から話され、1868年4月ミシガン湖畔の小さな街ラーシンで生まれたポール・ハリスがアイオワ大学卒業後、シカゴで法律事務所を開き、その時の友人達と4人で1業1人で互恵取引を基本とした親睦社交団体を作ろうとしたのがロータリークラブの始まりで、当時はまだブースタークラブと呼んでいた等、その手引きをあまり詳しく読んでいなかった私には大変参考になりました。その後もシカゴより全米やヨーロッパへのクラブの拡大の事や英国でクラブを作ろうとしたところ、既に元米国のメンバーが作っていた事、又、現在でも国際ロータリー(R.I.)は米国と英国両方に有って、一体化する事は出来ない等、全く知らなかった事をお聞きして大変驚きました。
 予定の時間もあっという間に過ぎましたが、あまりの熱弁に皆も終了時刻を忘れる程時間をオーバーし、親睦委員の私としては次の新入会員歓迎会の事も気になりながらもっと松風さんのお話もお聞きしたい所でした。大変有意義な第3回情報集会でした。
 
  講話される松風元会長
 
  最前列に熱心な新入会員

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