月報後期 表紙絵紹介
作品解説
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この作品に限らず、私の手元を離れお客様の床の間を明るくしていると思うとうれしく、作家冥利につきます。 形は手捻りで製作したもので、口を大きくあけ、下の部分に少々張りを持たせボリューム感をもたせています。 この絵柄は、昨年の夏の終り、早朝に近所の裏山を散歩した折、日吉高校の横の小道にやぶがらしがからまりついている針槐を見つけ観察しているところに、丁度、鵯鳥が止まったのです。私にはぴったりの画材でした。こんな時は一日中うれしく仕事がはかどるのです。そして、出来上がったのがこの作品です。 |