第1回情報集会「愛宕の間」
−9月16日(木)13:45−

ロータリー情報委員会委員長 山口 巖


出席者 30名
 ロータリーの基本はアイサーブではあるが、ロータリークラブの根幹でもあるロータリー財団と米山奨学会はウィサーブで成り立っている事は衆知の事実で有ります。しかし乍ら、ロータリー入会に際してのインフォメーションでは時間的な事もあり、殆んど新入会員候補者に説明出来ていないにも拘わらず、年度初めには早速にその年度の寄付依頼が全員にされます。入会してある程度の年数を経れば少しは解ってくるが、入会歴の新しい会員は内容も余り理解されずに両委員会からの依頼に応じて、只寄付をすれば良いといった感じで寄付をされているようにお見受けするのですが、自分達の出した寄付金が米山奨学会やロータリー財団で一体どのように使われて、どのような効果を発揮して役に立っているかと言う事を知っていただいた上で納得して寄付をして頂く事が大事ではないかと思っておりました。
 又、京都南RCは9月16日の例会で発表されたように米山記念奨学会より24年連続の米山功労クラブを受け、そしてロータリー財団においても毎年地区での年間寄付額は上位であると言う事からしても会員諸兄によくご理解をして頂きたく、第1回のテーマとして取り上げました。蔵岡米山奨学会委員長、片岡ロータリー財団委員長はそれぞれの分野をよく勉強されて立派なテキストを作成されくわしく説明していただき、又小竹会長は数年前に地区ロータリー財団委員長を務められ財団の事は熟知され、特に財団寄付に対する地区への還元が3年後に60%される分についての使用目的について「人道的プログラムに対してはなかなか語学力の差と言うか、申請書類の不備の為受理されにくい」と言った苦心談等々、結局地区として手っとり早い財団奨学生に振り向けられ「2650地区は他地区にくらべて財団奨学生が特に多い」と言った事等の説明が有り、又会員の意見として、「折角両委員長が立派な資料を作られたのだからこの場だけではもったいない、もう一度例会で取り上げてはどうか」「米山奨学会とロータリー財団は寄付金の事でも有り今後共よく啓蒙して会員によく理解してもらうようにすべきである」「クラブ寄付としている分を個人に振り替えて寄付してはどうか」「同額補助金を姉妹クラブと協力してR.Iから引き出すようにしてはどうか」「米山は奨学生が手近く存在するので効果は見えるが財団はどうも不透明である」等々の意見が出されました。
 次回は11月25日(木)に開催します。
 



蔵岡一彦米山奨学会委員長
片岡宏二ロータリー財団委員長



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