本年度第二回クラブ奉仕フォーラムが、津田委員長の主旨説明、岡田会長の開会の挨拶に続いて、25名の会員出席の中開催されました。今回は地区幹事・ロータリー情報副委員長 西村信行氏の「R.I.規定変更を受けて 新時代のクラブ奉仕」と題した基調講演があり、クラブ奉仕の理念・クラブ奉仕のあり方がロータリー規定改定を含めて説明されました。非常に難解なテーマを具体的に説明頂き、大変有意義な時間を過ごすことができました。西村氏の基調講演から特に印象的な点を簡潔に述べて見たいと思います。
- クラブ奉仕のあり方について
クラブ活動の原点は親睦が第一歩であり、親睦の輪を広めることこそ「何かをやろうとする原点」となるものである。この親睦を深める最大の機会は、奉仕活動を通じて知り合いを広めることに尽きる。クラブ奉仕とは「ロータリアンが所属しているクラブを円滑に運営する支援」と定義づけできるもので、この奉仕活動を通じてクラブ活動の原点である親睦の理念を実現していく必要がある。
具体的には、クラブ出席・クラブ親睦・クラブプログラム参加・クラブ委員理事の経験・地区大会行事への参加が上げられる。このような活動を通じてロータリアン一人一人がクラブ奉仕を実践することにより、ロータリー奉仕の理念を実現することになる。
- 規定改定について
次にロータリー定款・細則改定についての説明があり、今後理事会承認事項が大幅に拡大されることになり、理事会の役割の重要性について強調されていた。特に会員身分の終結(クラブ例会60%未満・ホームクラブ30%未満・連続4回未出席)に該当する場合でも、理事会が正当と認めた場合は身分が保全されること・例会休会年4回(理事会承認)等規則が緩和されることになる。
最後にまとめとして、規則が緩められて各クラブの自治権が拡大されることになり喜ばしいことではあるが、今後理事会が中心となって魅力ある例会づくりを目指していく必要があるとの提言で締めくくられました。その後出席会員から活発な意見も出され、熱気の中で終了しました。出席者 28名 |