第1回レディースプログラム
−10月2日(火)10:00〜「ロテル・ド・比叡」−

レディース委員会 委員 東 智

 10月2日(火)、第1回レディースプログラムを開催しました。参加者は会員の奥さま方を中心に41名。当日は晴天に恵まれ、清々しい一日でした。
 会場のロテル・ド・比叡に到着してバスを降りたとき、街中との標高差もあって少しひんやりしましたが、それもすぐに慣れました。通された部屋は大きな窓を通して眼下に琵琶湖が広がり、部屋いっぱいにやわらかな光が注ぎ込んでいました。
 米澤レディース委員会委員長、岡田会長の挨拶の後、ゲストスピーカーの小谷貞子さんに『楽しいロータリー;ロータリアンの妻としてしてきた事』と題してお話をしていただきました。小谷さんは小谷隆一元R.I.理事の奥さまで、多くのロータリー行事に参加されてきました。そうした経験を通じたお話は一つひとつの情景が目の前に浮かんでくるようで、優しい言葉で語られたその内容も説得力のあるものでした。
 小谷さんが最も好きなロータリー・プログラムは新世代を育てるプログラムだそうです。そのことに関連して、R.I.第3650地区(韓国)のパストガバナーの林(リン)さんについてお話をされました。林さんが初めてロータリーと接したのは京都大学医学部の留学時代に見た賀茂川の河川敷を清掃しているロータリアンであったことや、一度挫折した留学を再開できたのも米山奨学会のお陰であり、そのお礼を言うために亀岡での地区大会に参加したこと、そこで小谷夫婦と初めて会話を交え、その後も交流が続いているといった逸話が話されました。林さんは『医療に国境はない』をモットーに、北朝鮮の方々の診療にも積極的に取り組み、『韓国のシュバイツアー』と称されているそうです。そうしたお話の中で語られた「是非ともご主人とともに地区大会に参加していただきたい」との言葉は重みのあるものでした。
 スピーチの後、美味しい地中海料理に舌づつみを打ちながら、参加者間の親交を深めました。次に、比叡山頂のガーデンミュージアムに移動し、モネやルノワール、ゴッホなどの陶板画を眺めながら、秋の草花に囲まれた小径を散策しました。香りの庭、睡蓮の庭、藤の丘などと名付けられたさまざまな庭の景色は、爽やかな風も加わって、私たちの心を癒してくれました。心地よい一日でした。




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