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2月14日(木)13:45 第2回情報集会「愛宕の間」 |
 片岡副委員長の司会進行で「企業と社会的責任について」をテーマとして、小西PPに講演をいただき、5テーブルを囲んでの開催となりました。田中俊介会長は挨拶の中で、「職業奉仕の理念に関連したフォーラムで、企業の不祥事が重なっているこの時期にタイムリーなテーマであり、会員全員に聞いてほしい話である」と述べられました。
続いて谷口委員長は「全ての企業が完全に法令を遵守してやっているかどうか。特に建築・食品業界は、いつ火の粉が飛んでくるか分からない厳しい状況であり、法律の専門家の立場からCSR経営についての基調講演の後、会員企業間の情報交換の場としてフリーディスカッションをしていただき、テーブル毎にその様子を発表する」との趣旨説明がありました。
講師の小西PPは「これからの企業経営は、業種、業態にかかわらず、1) 法令遵守（倫理コンプライアンス)、2) 内部統制（コーポレイトガバナンス)、3) 企業の社会的責任（コーポレイト・ソシアル・レスポンスビリティ＝CSR）の3つのキーワードを優先することが必要であり、それが結論です。「CSR」が叫ばれるようになった過程をお話しすることにより、皆さんの会社経営に役立ててください。」と、特に現在多発している具体的事例を挙げて、「トップの社会貢献に対する理念・信念」と「危機に対する指揮命令系統の確立」の大切さを熱弁され、「コンプライアンスは経営者の意識改革を求める」他23ページに及ぶ「コンプライアンス講義」の資料をいただき、私自身復習の機会を得ました。
各テーブルからは熱心に話し合われた雰囲気や意見報告がありました。会員事例報告として「2000年頃から既に社長が委員長となり常務クラスでCSR委員会組織を作って危機管理に万全を期している。」や「弁護士が係わる公益通報者保護制度を導入し、トップへのホットライン・ヘルプラインを活用して迅速なる対応をしている。」など先進企業からの発言もあり、どこのテーブルも最後まで話がつきない盛り上がり様でした。
最後に羽山副会長の閉会の挨拶で散会となりました。お疲れ様でした。
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