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2月28日(木)13:45 第5回クラブフォーラム「桜の間」 |
例会での「食の安全」に対する硬いイメージから一転、上着を脱いで、演台にずらりと並んだ化学の実験のような薬品のビンやコンビニのおにぎり、サンドイッチ、ジュースを前に安部司先生は、機関銃のように、時にはユ−モアを交えて、熱弁を振るわれました。
「コンビニのお弁当やおにぎり、便利ですよね。でもパックの後ろを見てください。おにぎりだったら、ごはん・のり・塩とあとは具だけのはずですよね。でも聞いたこともないようなものが書いてあります。そうこれが全部添加物です。」
朝コンビニのサンドイッチ、昼はコンビニのおにぎり、夜はお弁当。これで100種類以上の添加物を食べたことになります。例えば、コンビニのポテトサラダ。先生は、味をおいしくするためにと白い粉をザアーっと、日持ちさせるためにとまた白い粉をぱっぱっ。さあどうぞ、気持ち悪くて食べられません。のどが渇いたとペットボトルの水。ここに大量の砂糖を。これだけでは甘くて飲めたものではありません。とまた秘密の白い粉を入れるとあら不思議、いつも飲んでいるジュースの味。私たちは、こんなものを飲んでいたのです。
「簡単で便利な生活もいいけど、その代償として失っているものは確実にあります。それが何なのか、本当にこのままでよいのか。この辺りで立ち止まって、一度きちんと考えてみてはどうでしょうか。」安部先生の言葉に一同大いに頷きました。最後に見た目のキレイさや値段の安さと同時に添加物も一緒に取るか、それとも、もう少し値段が上がって見た目が悪くなっても、無添加のものを取るか。賢い消費者になってくださいとのメッセージを安部先生からいただきました。このフォーラムに参加してから、パッケージの後ろ側を必ずチェックするようになりました。
講師 安部司氏 |
添加物各種 |
講演風景 |
質問 小湊 壌君 |
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主旨説明 千振和雄君 |
フォーラム司会 堀尾 隆君 |
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