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9月25日(木)13:45 奉仕プロジェクトフォーラム「愛宕の間」
出席者 会員 77名 会員関係者 16名 計93名 |
9月25日例会に引続き、元国税庁長官 大武健一郎氏を講師にお迎えし「奉仕プロジェクトフォーラム」を開催しました。
先ず、1991年のソ連崩壊によってアメリカの防衛戦略が変更され、軍事テクノロジーに携わっていた軍人が、IT産業と金融機関に流れ込み、投機的な金融工学が構築され、それによって今日のサブプライムローン問題などのアメリカ発の経済不安が発生し、特に短期的な収益を重視する経営が、中長期にわたる技術の開発を蔑ろし、そこにアメリカ経済の限界があると説明されました。
その上で、長い年月の技術の継承と熟成のある日本の伝統と、特に京都のものづくりの優位性を説き、世界中に誇れる環境技術や高齢化社会に適応する技術の開発によりオンリーワンの技術大国になるとが我が国の生きる道だとされ、現在でも、「工芸」、「美術」と「科学」が融合した日本製品は、『クールジャパン』として世界から高い評価を得ていることをお話になりました。
そこで新世代の青少年が自分の特性を生かせ、ナンバーワンではなくオンリーワンを目指せる、『夢』を持てる社会を作り上げることが大切だと説かれお話を締め括られました。
当日は、木村光博会員のお客様も聴講においでになり、会場が満席になる盛況でフォーラムを行うことが出来ました。 新世代育成委員会 委員長 藤本高仝
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