京都南ロータリークラブ

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10月18日(木)13：45　奉仕プロジェクト委員会（新世代）クラブフォーラム「愛宕の間」

　今回のフォーラムは、パナソニック株式会社コーポレートコミュニケーション本部社会文化グループ戦略推進室室長　横川亘さんを講師にお迎えして、「パナソニックの企業市民活動」という演題で行いました。
　まず、創業者　松下幸之助氏の事業哲学「社会の公器」「お客様第一」「日に新た」を挙げられ、社会貢献を目指した経営方針とその実現のため専門部署の設置、40年間にわたる活動実績が紹介されました。
　当初は陰徳を積む方針で活動されていましたが、近年は社会課題を周知させるために積極的に情報発信をしていることや、その時代の社会課題や要請にあわせて活動内容を変化されていること、また日本国内だけではなく国際的に活動していることなどロータリーの奉仕活動に参考になる興味深いお話がありました。
　現在の重点戦略の一つは、「環境教育のグローバル展開」であり、新世代育成の活動の重要性を説かれ、理数科教育の施設の建設や出前授業などの活動について説明がありました。
　また、企業連合による震災被災地での活動や、NPOとの共同事業、NPOの支援、サポートなど新しい社会貢献の方法が示されました。
　クラブ外の受講者もあり、講演後に多数の質問が出るなど会長をはじめ出席者の皆様のご協力により充実したフォーラムが実施出来ました。
　今回のフォーラムではお話が出ませんでしたが、講師との打合せの際に「パナソニックは社会貢献にたくさんの資金を出していると言われますが、それ以上に社員が社会貢献のためにたくさんの汗を出しています。」と言われました。これがパナソニックの誇りであり、奉仕活動の本質と思いました。出席者：会員61名　会員企業の関係者6名

新世代奉仕委員会　委員長　藤本高仝