去る4月23日「歴史観光のすすめ〜南禅寺とインクライン〜」と題したフォーラムが開催されました。
　講師は、JR東海の初代代表取締役を務められた須田寛氏（JR東海　相談役）、長谷川会長のあいさつの後、京都市上下水道局長　水田雅博氏より、講演の趣旨説明として、須田氏のすすめておられるさまざまな活動について、市としてもおおいに協力したい旨のお話がありました。
　続いて登壇された須田氏からは、琵琶湖疏水とその中核施設として京都滋賀の物流を支えたインクラインの復活について、その歴史的重要性と観光資源としての価値について、詳細な解説がありました。とりわけ、疏水を介する大観光ルートとして船下りやインクライン体験も含めて一大観光拠点とする構想は、京都のさらなる魅力向上に大いに貢献しうる内容と思われました。参加者：62名

広報委員会　委員長　森内敏晴