コーチ:元キャノンイーグルス 守屋選手 元NTTドコモ 金選手 立命館大学ラグビー部員 七条・新林・陵岡・楽只・美豆・朱七小学校 計59名(6年24人・5年26人・4年9人) 「お・は・よ・う・ご・ざ・い・ま・す!!!!!」 グランドを響き渡るような大きな声で先生が他校の生徒に、区別なく激を飛ばしています。初めてタグラグビーを視察させて頂きましたが、先生や生徒が本当に一生懸命頑張っておられることに感動しました。 タグラグビーの京都のパイオニアである校長先生に話しをお伺いしましたところ、「素晴らしいことを生徒に教えてあげることができるようになりました!」 本当に楽しそうに笑顔でお話しされました。具体的には、「朝の練習に参加したら、試合に出させてあげるよ」と励ますと、寝坊しがちの生徒が朝の練習に来るようになります。それが出来るようになると、「タグラグビーが上手くなりたいのであれば先生の言うことを聞くように!」と指導したら、先生のことを聞くようになり、プレーも上手くなっていきます。 「先生の言うことが聞けるのなら、他の先生の言うこと聞くように!」と指導したら、もっと上手くなるそうです。 その後、「君たちは小学校の代表だから、誇りを持ってプレーをするように!」と指導したら、更に生徒が 生徒は少しずつ先生に褒められていく過程で、勝つことの嬉しさ、負けることの悔しさ、チームワークの大切さ、自分がサボったらチームメイトに迷惑をかけることなど、タグラグビーを通じて学んで行くそうです。 タグラグビーは、10年前にラグビー経験者の先生たち数名が集まって発足したとのことですが、最近はバスケット、サッカー等々、男性の先生だけでなく女性の先生もその輪に入りたいと言うクチコミが広がり京都市内の学校でタグラグビーが広がっているそうです。タグラグビーを通じて、教育や生徒指導等の情報交換の場としても確立されており、先生たちの仲も非常に良いとのことです。 先生たちからは、いつも学校でやっている練習ではなかなか経験できない他校の生徒のプレーが間近で見る事ができ、「強いチームはこんなに挨拶が素晴らしいんだよ!」と、具体的なアドバイスができるそうです。 先生たちからは、「生徒にはなかなか芝生のグランドで試合をさせてあげる機会がなかったため、京都南ロータリークラブのサポートは本当に有難い。」と感謝され、長谷川会長が推進されている事業の意味を改めて再確認した次第です。広報委員会 副委員長 谷本将崇