本年度の社会奉仕事業のひとつ「小児病棟に笑いを届けるプロジェクト」として、京都大学付属病院小児病棟におけるNPO法人日本ホスピタル・クラウン協会の活動を支援しています。8月4日(月)、9月1日(月)、10月6日(月)、11月10日(月)、12月17日(水)の5日間で延べ27名のホスピタル・クラウンに活動していただき、延べ約200名の療養中の子供達に「笑い」を届けてもらいました。子供達の病状や病院の体制を考慮し、毎回の訪問に我々が同行することは叶いませんでしたが、クラウンから毎月の報告書を提出していただき、子供達の楽しい様子が垣間見ることができました。しかし、12月17日には、病棟のクリスマス会にクラウンとともに我々も参加することができ、万華鏡ミュージアムで作製された特殊な万華鏡をプレイルームに寄贈しました。長谷川会長から入院中の子供達全員に万華鏡キットをプレゼントし、家族や病棟スタッフとともにクラウンのショーを楽しんでもらいました。クリスマス会に参加できない重症の子供達には、クラウンから病室まで万華鏡キットを届けていただきました。子供達からは、楽しい笑い声と笑顔をもらいました。当日に京都新聞の取材をうけ、翌日の朝刊に掲載されました。 子供達の満面の笑顔を見て、ホスピタル・クラウンたちの創り出す「笑いの力」が回復力に繋がって、少しでも早く退院できることを期待したいと思います。社会奉仕委員会 委員長 小笠原宏行