8月20日(木)、京都府立鳥羽高等学校において、来年春の就職希望者の高校3年生の生徒21人に、模擬面接を実施しました。
　就職模擬面接に当たり、片岡会長より「面接での技術を磨くというのではなく、その生徒の良さを引き出し、面接官にアピールできるような面接を期待します。」という趣旨の挨拶がありました。　続いて副校長より、今回厳しくご指導いただくようにとのご挨拶がありました。その後、ご協力いただいた企業８社・当クラブから大江偉夫会員・杉岡孝司会員・石黒忠夫会員・神緒美樹会員の紹介、各担当者の紹介が行われました。
　会場は４か所に分かれ、面接者が座る椅子が一つと、その前に面接官が３人、机を前にして座るという、本番さながらの設えで、ピーンと張り詰めた空気が漂っていました。生徒たちも事前に、実によく訓練されていて必修とされる質問には的確に返答され、また、例にない質問に対しても見事に答えていました。
　面接官の皆さまもベテラン揃いで、生徒の本当の姿を引き出す質問は大変参考になり、面接終了後、各班の代表より、学校側の進路指導に対する適切な助言をしていただきました。
　今回の模擬面接を通じて、社会に出て一生懸命頑張ろうという思いを必死に伝えようとする生徒たちに対し、社会人の先輩である私たちも、彼らの期待に応える努力をしなければと強く感じました。