今年度の情報集会の年間テーマを「京都南RCの将来像を探る」とし、メンバーの皆さんに当クラブの将来を考えていただく企画をいたしました。第１回は2016年のR.I.規定審議会で採択された制定案について説明し、R.I.はどこに向かおうとしてるのか、われわれ京都南RCはこの先どうしたらいいのかを議論していただきました。
　2016年の規定審議会の採択案では、クラブ標準定款第８条に例会規定、第12条および第15条に出席に関する規定が記載されていますが、その前段第７条に、第８条、第12条、第15条に従わない細則を採用してもよい、その規定は定款より優先すると、とんでもない条項が含まれています。結局のところは、クラブで自由に決めて良いことになったわけです。しかし、その自由度のために、クラブとしてしっかりした将来像を描いていかなくてはならなくなりました。今回の情報集会では、若い会員にも自分たちの将来を考えていただくきっかけになればと、多少刺激的な内容にいたしました。　討論テーマは以下のとおり。

1. 入会金がなくなったら
2. 例会を月２回にしたら
3. 祝日を含む週の例会を取りやめたら
4. オンライン例会を取り入れたら
5. 育児のため12ヶ月を越えて出席を免除したら
6. 出席免除規定に少なくとも20年の会員歴がある条件を加えたら（採用済）
7. 家族会員を可能にしたら
8. 京都南ローターアクトのメンバーを当クラブ会員としたら

　このような内容で各テーブルに分かれディスカッションを行い、発表していただきました。全般に会員歴の長い会員の声が大きく、現状を変えるべきではないという保守的な意見が多く聞かれました。これから若い会員の声も拾い上げ、将来の細則に反映できればと思います。いつも無理を聞いていただく于会員に感謝。また規定審議会採択案の説明をしていだいた西脇理事、各テーブルの進行役を務めていただいた会員に感謝いたします。

ロータリー情報委員会　委員長　猪田浩史