去る２月10日から14日の５日間の日程で、第２奉仕プログラム委員会の代表として、当クラブの支援事業である京都外国語大学のPCCサークル現地活動に随行いたしました。PCCサークルの活動とは、当クラブが７年前からカンボジアのバイヨン地区の学校における就学環境整備の支援事業に関わっている活動です。
　今回は昨年同様、京都外国語大学のPCCサークルの活動を支援し、就学児童の識字率アップを図る絵本の製作を当クラブで援助しました。PCCサークルのメンバーが、現地へ本を届け、現地の学生と交流するサポートをし、制作された本が有効に活用されるものかを実際に見てまいりました。現地につき本を配り読み合わせをしている学生たちを見て、真剣に聞き入る学生の眼差しや、本を大事そうに手に持ってページを繰っていたことに、このミッションの成功を感じました。
　またミッションの合間に同行の諸先輩方に支援事業の事や人生のことなど多くを聞きお教えいただいたことは、大変楽しい時間となりました。
　バイヨンスクールのあるシュリムアッフ゜は、日本から７時間ほどの場所です。時差は２時間ほどしかありませんが、出発した京都は氷点下。着いた当地は、乾季で過ごしやすいとはいえ30度を超えており、服装に苦労したことも、いい経験でありました。
　参加者　会員4名　ローターアクト1名　京都外国語大学関係者8名

国際奉仕委員会　委員長　西村裕行