去る2020年２月24日(祝)(月)、京都テルサホールにて、第2650地区の職業奉仕講演会が行われました。コロナウイルス感染拡大リスクが拡がる中、当クラブ京都南RCより武田一平会員（ニチコン株式会社代表取締役会長兼CEO）、奈良生駒RCより鴻池良一会員（スケーター株式会社代表取締役会長）、お二人のご講演と、その後は京都RC佐竹力總ガバナー・中島健地区職業奉仕委員会委員長を交えた座談会という盛り沢山の内容でした。
　武田会員は「ニチコンの“職業奉仕”～企業の社会的責任～」、鴻池会員は「弊社の職業奉仕論　弊社の企業理念と経営戦略について」というテーマにてそれぞれご講演され、入社当時から現在までエピソードを交えた、通常ではお聞きすることが出来ないような貴重なお話を、苦労話も含めお聞かせいただけましたし、その後も座談会では「“職業奉仕”の実践～ロータリアン個人として、クラブとして～」というテーマにて大いに語っていただきました。
　鴻池会員は持ち時間を大きくオーバーしながらもまだ話し足りないほどに熱く語られ、武田会員は収録動画を交えご自身の経験談を大いに語られ、最後は景気の動向・コロナ対応も含め、ゆずの「雨のちハレルヤ」を流して終了するという粋な計らいに痺れました。
　ロータリアンとしての職業奉仕を考える機会には職業奉仕委員長としてこれまで何度か参加しましたが、論点のずれというか、今いちピンとこない部分が正直ありました。ですが、今回の講演会を聞き、自業に邁進することこそが結果、イコール職業奉仕であるのではないかと感じた次第です。ですので、あまり深く考えず、自業に邁進したいと思います。

職業奉仕委員会　委員長　山本知克