小雨に煙る3月5日(金)、12時半より二条城におきまして門川大作京都市長、元離宮二条城事務所の北村所長、山口副所長ご列席の下で桜の植樹式が開催されました。当クラブからは松田令会長、川崎隆造幹事にご出席いただきました。
　二条城の植栽計画への協力は以前から環境保全委員会が窓口となって毎年行っている奉仕活動ですが、これで4回目となります。東南隅櫓（重要文化財）の前にある寒緋桜が老木化しており、今回はこれを若い元気な木に植え替えました。東大手門より入城して順路の真正面にあって最初に目に入る桜で、特に寒緋桜は最も早く開花するそうです。間もなくシーズンを迎えて、会員の皆さまには二条城ご入城の折にはぜひご注目を下さい。
　ご挨拶の中で松田会長は、4年前の最初の植樹がきっかけとなってボストンとの姉妹都市60周年行事に参加し、さらにその時のご縁がボストンロータリークラブとの共同事業にも発展し、二条城への植樹が海を越えて姉妹都市との間でも大きな花を咲かせたというお話をされました。門川市長からは、二条城を舞台に65周年記念式典なども含めて4年間を振り返ってのエピソードを交えながら京都南ロータリークラブの熱心な奉仕活動への感謝のお言葉を頂戴しました。
　なお、今回も植樹作業から式典のしつらえまでの全般にわたって株式会社京都造園さま（前田大介会員）のお世話になりました。この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。

環境保全委員会　委員長 岩崎一也