2022年11月10日例会後、寄金プログラムフォーラムを行いました。
今期は、京都南RC独自の基金である「南の風基金」について特化したフォーラムとしました。
まず、南の風基金創設者の一人の片岡パスト会長より講演して頂きました。
会員数の多いクラブであるのに、会員数に見合った奉仕活動が出来ていないのではないかという意見のもと京都南RC独自の奉仕活動を行うために「スポーツ・文化・芸術基金」を創設され、その後「南の風基金」と名称変更されました。
タグラグビーやこども宅食のお話しをされ、支援した子供達がロータリークラブという存在に感激し、成長して多岐に渡って活躍してくれ、いつか京都南RCに入りたいと思ってくれるようなクラブを目指すべきだと言われました。
次に、2020年～2022年の南の風基金奨学生である京都市立芸術大学大学院生の池内奏音さんにお話して頂きました。
作曲を専攻されて、現代音楽という分野をやられておりクラシック音楽にルーツを持つが認知度が低いので何とかしたいと頑張っておられるお話をして貰いました。
来年に彼女が脚本・作曲をされるオペラに南の風奨学金を使われて、多くの人に見て貰いたいと無料で行われるそうです。実際に直接お話を聞くと、寄金を有意義に使って貰える事がよくわかりました。
若い音楽家・芸術家の卒業後の苦労などもお聞きし、これからも皆さまが寄付して頂く寄金で助けてあげることが出来るのではと感じました。
寄金プログラム委員会では、来年の５月頃に各基金の奨学生の同窓会みたいなことを企画しています。
お金を出して終わりでは寂しいですし、もっと必要とされ何かをしてあげたいとも思っております。
これからも寄金プログラムのそれぞれの基金にご協力をお願い致します。

寄金プログラム担当理事　村田雅明