京都南ロータリークラブ
Rotary Club of Kyoto Sounth
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行事報告
3月25日(木) 13:45 第2回クラブ奉仕部門フォーラム「愛宕の間」

第2回クラブ奉仕部門フォーラム 3月25日、“ロータリーの友”編集長 二神典子氏を迎え第二回クラブ奉仕部門フォーラムが開催されました(テーマは「国際ロータリー事情色々」、参加者は59名)。西村七兵衛会長挨拶、小竹治クラブ奉仕委員長挨拶の後、二神氏は自らの経験とご自身のロータリーに対する考え方を交えながら、約80分間熱弁を揮われました。
 彼女が“ロータリーの友”の編集長を引き受ける際に必ず守っていこうと決めたことが二つあります。“ロータリーは一人一人のロータリアンが基本であり、一つ一つのロータリークラブが基本であること。”“RI会長であろうが、新入会員であろうが、みんな平等であり、仲間であること。”の二点です。これは、数多くのロータリアンから学んだロータリーの素晴らしい点だと彼女は言います。しかしながら、全てのロータリアンが本当に一人称で考え行動をしているか、一つ一つのクラブが一人称で考え動いているかといえば、必ずしもそうではありません。本来は同じ権利を有するロータリアンであるはずなのに、その権利を行使していない人が多いと付け加えました。
 すべてのロータリアン、ロータリークラブが、RIの活動や規定に関しても、本来ものを申す権利を有しているはずです。そして、RIは日本のロータリアンの考えを聞きたがっています。しかし、日本のロータリアンは“遠慮”や“言っても無駄”との思いから発言することが少ないようです。自立したロータリアン、自立したロータリークラブとして、もっと提言をしていくべきと締めくくられました。
 自らの信念をもち、その信念に従い行動している彼女の話は大変迫力があり、説得力がありました。そして感銘を受けました。多くの会員にとって、ロータリアンとしての取組み姿勢を考える良い機会になったことと思います。ほとんど“ロータリーの友”を読んだことのなかった私ですが、その夜初めてきちんと読みました。彼女が編集しているこの雑誌を、今後も読み続けていきたいと思います。そして、これからは、ロータリアンとして、自ら考え、自ら行動していきたいと考えています。
雑誌会報委員会 副委員長 杉島辰海