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青少年フォーラム
−9月26日(木) 13:45 「愛宕の間」
9月26日、リーガロイヤルホテルに於いて、「青少年(子供)に夢を与えるには」と題して、パネルディスカッションが行なわれました。メーキャップが出来る事もあって、49名の参加を得て、1時間半の時間を、誰一人、途中退席者もなく、熱心な討議が出来た事は、我々の最大の喜びとする所です。
佐野会長の開会のあいさつに始まり、片岡青少年委員長の本日のテーマについて趣旨説明があり、森定秀夫地区青少年委員長をコーディネーターとし、当会員の東智第3代ローターアクト会長、米川安宜第9代会長、そして山本慶太会長をパネラーとして、ディスカッションが始まりました。
森定氏は、欧米に比し、日本は、大学入試という一回しか、人生においてチャンスがなく、多くの若者の夢がその時つぶされてしまうのではないか…。
又、米川氏は、西洋では神と我との絶対的関係があるのに、日本では罪は、相対的にとらえられ、時代の変化と共に変わり、特に戦後にアメリカから、責任と義務を置き忘れられた自由のみが、その規範となり、自分勝手なバラバラとなり、世の中狂って来たのではないか…。しかも日本よりはるかに高い離婚率、多い私生児については、余り問題にされていないのではないか…。欧米の方がもっともっと問題が多く、日本の方がまだまだ恵まれているのではないか…。
又、山本氏は、小さい時の夢は、今果したが、次に又新しい夢を見つづけて行くことができると思う。それは両親から良い環境を与えられ、すばらしい美しいものを見て感動する機会を与えられたからではないだろうか…。
パネリストのテーマについての話が終ると、会場に参加された多くの会員より、さまざまな意見が出ました。
オブザーバーの桜田氏からは、青少年に夢を与えるには、何か一つ好きな事を夢中でやりなさいとアドバイスする事が良い。又夢のない若者とは、現在何に対しても努力していない人ではないか…。
古田会員からは、自分の関係している教育現場から見ると、現在の子供達は、本質的に昔と何も変わっておらず、小さい子供でも、希望をもっている子供達は、はっきり意志をもって努力して成果をあげている…。
吉田氏は、現在の子供達はインターネット世代で、人に聞かずに何でもパソコンから情報を聞く事ができ、かえって情報が多すぎるのが災いして夢が持てないのではないか…。
等々多くの意見、感想が述べられました。
皆様のご協力に深く感謝いたします。ありがとうございました。
青少年委員会 副委員長 前田年彌
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