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ISO取得企業見学及び研修会
−10月24日(木)14:00−「タキイ種苗(株)」出席者39名
 職業奉仕実践委員会の本年度の行事としては、9月恒例の鳥羽高校での模擬面接、10月に入って職業奉仕月間として地区の委員長を迎えてのフォーラム、そして10月24日(木)の職場見学で全ての行事が終了する事となる。当日は例会終了後、ホテルロビーに約40名が集合、徒歩で隣のタキイ種苗(株)本社へ移動、PM13:50より4階講堂で研修会が伊吹委員長の司会で始った。最初に佐野会長が挨拶で、ISO9002認証には大変な労力、文書化への苦労が必要と話され、そのマニュアルによって全社員の品質管理への意識向上が最も大切である事を協調された。今後はこの認証がなければ食に関する企業は安心して営業出来ないとの事。その事を見事に実施しておられるタキイ種苗(株)の管理センターを見学させて頂く事は、本当に有意義であると結ばれた。続いてメンバーの瀧井浩貴君(タキイ種苗(株)常務)から本日職場見学に自分の企業を選んで頂いて光栄であり、この4月に完成した新しい品質管理センターを見てもらえる事は特に嬉しいと話された。
 次にタキイ(株)の全般の企業内容を約20分程のビデオによって紹介された。野菜、果物、花等の品種改良の実験農場がアメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、中国、タイ、日本国内と世界の各地で展開され、まさにグローバルな仕事をされている事に感動した。そして世界の各地からあらゆる種子が京都本社に送られて来る。その種子を品質管理センターで高度な品質検査、発芽検査、成長検査、有害検査をしておられ、その種子によって人工的な苗づくりをして、同一種100%発芽成長するかも検査しておられる。種子は生き物故、均一品質、高品質にするのは大変むずかしいとの事。そして病気検査DNA検査も最も大切な検査との事だった。そしてタキイ種苗鰍ヘ種苗業界のリーディングカンパニーとして、世界に貢献する事をめざしているとしてテープは終わった。
 次に同じ構内にある総ガラス張りの素晴らしく明るい美しい品質管理センターに移動、3班にわかれて成苗検査室、発芽検査室、生化学検査室、病理検査室を担当の方の説明をうけ乍ら見学させて頂いた。詳しい事は我々素人にはわからないが、このセンターの設備投資とその中におかれている色々な実験装置、検査装置には莫大な費用がかかっている事、中に働いている人の人件費を入れると、さすがタキイ種苗(株)でないと出来ない投資をしておられるという事、これだけの投資をしなければ、安全な安心な種子の販売は出来ないし、社会に対する責任を負えないという事を実感した次第。
 最後に4階にある京都の東山北山西山が一望出来るまるでビアガーデンの様なガラス張りの社員食堂で信谷副会長から瀧井常務始め関係者の方々に御礼の言葉を述べられ、帰りにはチューリップの球根をそれぞれお土産に頂いてPM15:45分頃散会となった。
 本当に最近にない素晴らしい見学会であり、有意義な半日であった。ここに改めて瀧井常務のご厚意に対し、見学者一同になり代り厚く厚く御礼申し上げ報告と致します。誠にありがとうございました。
職業奉仕実践委員会 委員 次田卓也



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