2月9日、「愛宕の間」で開催された情報集会は第1回の情報集会(テーマは女性会員について)とはうって変わり「CLPについて」という非常に堅いテーマで行われました。
このように堅いテーマにもかかわらず、田中委員長のリーダーシップと会員のロータリーへの情熱によって45名の会員が出席し活発な議論が行われました。
田中俊介ロータリー情報委員長の趣旨説明に続き、西村信行規定審議委員長の基調講演が行われ、CLPについての詳細かつわかりやすい説明に出席者一同CLPについての認識を新たにすることができました。
続いて各テーブル毎の情報委員が進行役となり、テーブルディスカッションが行われました。CLP自体RIでは2002年からガイドラインを開発し、2003年にはRI理事会で承認されているにもかかわらず日本ではほとんど認識されず、2004年11月に「推奨ロータリークラブ細則」がRI理事会で承認されて初めて気が付いたような状況でした。したがって京都南ロータリークラブの各会員が様々な意見を持っているのは当然のことであり、徹底的な議論の中からCLPについての正しい認識を作り出す過程が必要とされているのです。
当然起こってくるであろう疑問、たとえば「四大奉仕が軽視されてしまうのではないか」、「京都南ロータリークラブのような大規模クラブにはふさわしくないのではないか」など……各テーブルで十分議論されたようです。
確かにCLPが「クラブの自主性を発揮するためのもの」であるとしても、そのクラブ自体を運営し、ロータリー活動を行っていくのは我々京都南ロータリークラブの会員なのですから、四大奉仕のために必要な、能率的なクラブ管理ツールでもあるCLPについての理解を、単に組織や細則の改正という観点で捕らえるべきではないのかもしれません。
各テーブルを代表して担当規定審議委員がそれぞれの議論の内容と意見を発表されましたが、さすがにCLPに関して2650地区をリードする京都南ロータリークラブの規定審議委員らしく、CLP本質をついた発表が行われました。
今回の情報集会で、すべての会員が十分CLPを理解したという段階に来たわけではありません。しかしながら、今回の情報集会がCLPを正しく理解するための大きな一歩となったことは間違いありません。ロータリー情報委員会 委員 谷口主嘉
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