昨年のパプアニューギニア(ラバウル島)に続き、2回目のミッションへ参加してまいりました。
世界社会奉仕委員会の皆様には、大変お世話になり厚く感謝、御礼申し上げます。
今回のミッションでの印象、感想はポリオワクチンの投与活動も去るとこながら、第二次世界大戦での悲惨な現状を聞き、そしてその場所にご慰霊させていただいた事が、何よりも感慨深いものがあり、思わず涙をせずにはいられませんでした。私たちの祖先や先輩たちが、このような熱帯の国で祖国のために命を捧げられた現実に鎮痛な思いでたたずんでおりました。戦時下とはゆえ、家族や恋人の事を思い出さない日は無かったと思います。しかしその時代に比べると、現在は何と恵まれた環境に生きているかが良く分かり、ささいな事で不平不満を持つことがどれだけ浅はかな事か、自分に言い聞かすことが出来ました。またレイテ島で頑張られた日本の先輩がおられたからこそ、今こうして平和な日本に暮らせていることに、あらためて気がつきました。
今でもレイテ島には沢山の日本兵が眠られているそうです、無念だったと思います。しかし私にはどうする事もできません、ただ感謝の言葉だけしか思い浮かびませんでした。
ロータリー活動でこのような体験が出来ました、皆様にも是非参加していただきたく思います。会員 木下博史
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