青少年委員会（米川委員長）主管、阪神タイガースOB、星野、八木選手の「少年野球教室」が平成17年11月23日(祝)に岡崎グランドにて開催された。今回の事業は、バブル崩壊後、経済至上主義の価値観が崩れ、さらにイデオロギー対立がなくなったことによる世界観の軸の喪失によって、夢や希望の見えない社会が現出した。大人が、子供達の手本となる世を取り戻すため、幼少年時代に夢や目標を持ち、そしてそれを達成した人を取り上げ、子供達にも夢・目標＝志をもつ大切さを伝える活動として開催された。
参加チームは7チーム、選手107名、監督、コーチ24名、父兄を入れると200名の人々が今回の事業に参加した。開催当日は現地岡崎グランドに午前7時30分に集合、備品の積降しの後、米川委員長より、当日の進行並びに役割分担、注意事項の打合せがあり、準備に入った。
参加チームも集合時間までに全員が揃い、各チーム外野にてウォーミングアップを行ない野球教室にかける意気込がひしひしと感じとれた。やはり日頃チームの監督・コーチに指導を受け、礼儀正しく、元気のいい少年達にふれあえた。午前9時20分より長谷川副会長より開会の挨拶があり、星野氏、八木氏の挨拶の後、少年野球教室が開催された。先づ最初に投手組、野手組に分かれ、星野氏が24名の投手に一人一人フォームの調整、投球方法を指導、少しのアドバイスで見違える様なボールがキャッチャーミットにおさまった。八木氏は40名の野手に一人ずつノックを行ない内野守備の重要なポイントを指導、外野手にも同様な指導が行なわれた。練習後、11時より星野氏、八木氏に対して少年時代の思い出や現役時代の事など少年達が数多く質問し大いに会話がはずんだ。最後に全員に対して、サイン会が行なわれ、小西会長より閉会並び、星野氏、八木氏に対してお礼の言葉があり行事を終了した。青少年委員会 委員 小畑育男
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