参加団員コメント集 (ミッション参加の皆さんより200字のコメントをちょうだいしました) |
副団長 田中俊介 「ポリオミッションに参加して」 我が京都南RC創立50周年記念事業「ミャンマーへのポリオ・ミッション」に参加し、素晴らしい感動と喜びを味わうことができました。特に水も電気もないタウンニャー地区小学校で、200〜300名の子供達が道の両脇に立って「日本のお陰でポリオをなくすことができ来ました。ありがとう。皆さんが無事に帰国されますよう」と、声を合わせて合唱し、出迎え、見送ってくれた時、私の胸に熱いものがこみ上げ、参加して良かった!! 奉仕をさせて頂く機会を与えてもらったこと、また奉仕をさせていただくことのできる幸せを強く感じました。今後、この体験を多くのロータリアンに伝えると共に、この経験を今後のロータリー活動に、また自分自身の生活行動の中に活かせるよう、更なる精進を積み重ねねばと思っております。そして共に参加してくださった多くのロータリアンと、心の交遊を得、感動と喜びを共有できたことも、何より私にとって幸せなことであります。ありがとうございました。 |
幹事長 小西清茂 「ミャンマーの子供達の未来に手を貸そう」 泣き叫ぶ男の子、つぶらな瞳を大きく開けて凝視する女の子。今回も投与の瞬間新たな感動がこみ上げてきました。今回のミッションを企画・立案・現地WHOやMOHとの折衝等を担当させていただいた者として、成功裡に終わったことに感謝の念を新たにしました。私達のささやかな善意が、必ずや子供達の未来に役立つことを確信したミッションでした。他クラブからの参加も含めて、23名という多くのロータリアンの参加を得たことを感謝するとともに、日程的に若干無理があったのではないかと反省しております。 |
幹事 山上哲ッ 「京都南RC 50周年ポリオミッションに参加して」 今回のポリオミッションはやや強行軍でありましたが、素晴らしい感動を与えられた上、生かされている自分を再確認させられました。また、ミャンマーの田舎を見て5-60年前の日本が思い出され、懐かしさを覚えました。最後に西村二郎団長他団員の皆様には大変お世話になりました。本海外事業のために会員の皆様には物心両面のサポートをいただき、感謝致しております。 |
幹事 上西阿沙 「京都南RC 50周年ポリオミッションに参加して」 12月12日、バンコクの空港で澤野国際奉仕委員長と共に、西村二郎OG団長のミャンマー・ポリオ・ミッションに合流し、ヤンゴンに向かった。ミャンマーへのポリオ撲滅奉仕活動は、昨年に引き続き2回目である。ミャンマーは軍政下の為、治安は安定しているが、決して豊かな国ではない。この貧しい国の子供達を、恐ろしいポリオから守る有意義な活動に、2度も参加できたことは大変幸せであった。ポリオミッションには、東南アジア諸国に6回参加した。辺鄙な田舎に行く程、心のこもった熱烈な歓迎を受け、いつも来て良かったと感銘を受ける。特に幼い子供達の可愛い顔、投与を嫌がる泣き声、母親達の愛情あふれる真剣な顔、またその感謝に満ちた眼差しに接する時、ロータリアンとしての奉仕の喜びを心から感ずる。12月15日のパーティーの食中毒で、ほとんど全員が下痢をしましたが、これはミッションの思い出のひとつに止め、ミャンマー・ポリオ・ミッションの成功を喜んでいます。 |
幹事 中村恵行 「ポリオミッションに参加して」 バンコクからミャンマーの首都ヤンゴン空港へ到着、その飛行場の素朴さにこれから始まる旅の予感が・・・、結果はそれ以上のものでした。ヤンゴンから60人乗りのプロペラ機でシトュエへ、迎えの車はなぜか「錆付きの京阪バス」。翌朝船で2時間余り、目的地ミャーウーに到着、迎えの車はオープントラックバス。沿道のアースカラーに、コーヒー色の顔と丸い眼の不信そうな眼差しで迎えられ、自己の存在と地球の大きさを実感させられました。それだけに我々の国際奉仕がいかにあるべきか考えさせられる旅でもありました。 |
団員 猪田浩史 「京都南RC 50周年ポリオミッションに参加して」 今回は、創立50周年記念式典のための映像を撮影する係として参加いたしました。ミャンマーは2度目の訪問になります。前回同様に人々がみんなにこやかで、たいへんな歓迎をしてくださいました。日本人が忘れている謙虚な気持ちを再認識する旅でもあり、感動を与えてくれたミャンマーの皆さんに、こちらの方こそ感謝したいと思います。 |
団員 今西信裕 「奉仕の楽しさを発見して」 初めてポリオミッションに参加させていただいて、想像以上の感動、感激と、奉仕をさせて頂く事の幸せを実感できました。お金を寄付するだけでなく、自分の体で奉仕を実践することの充実感は、経験しないと判らないことです。皆さんぜひ一度ご参加下さい。安心して飲める水もなく、電気、自動車、通信設備等、我々のまわりに日常あたり前に備わっている生活環境は、全くと言っていいほど何もありませんが、ワクチン投与を受けに来る母親と子供達の純真なる笑顔と、目の輝き、また自然の豊かさ、最近の日本人にはない自然さ、人間らしさに接し、人間にとって幸福とは何かを考えさせられました。また機会があれば、もっと奉仕をさせて頂きたく思っております。事前の準備、連絡等、ご苦労が多々あったと存じます。お世話いただいた方々に感謝いたします。 |
団員 木村光博 「京都南RC 50周年ポリオミッションに参加して」 夕日が美しすぎる広大な砂浜。サッカーボール一つで少年達が遊ぶ。スリムな身体に屈託のない笑顔。素朴さと素直さを感じさせてもらったミャンマーだった。市場経済の中のよからぬ我欲がまだ彼らを蝕んでいないのか、それとも軍事政権の中の統制圧力によるものなのか。いずれにしてもポリオミッションという活動を通じて、逆に我々が、大きな感動という施しを受けたと言うのが実感。もちろんボランティアとしての限界や課題はあるだろうが、この現地での感動の輪がより大きなボランティア活動に、そしてアイサーブとしての職業を通じての社会奉仕への起爆剤になると確信する。最後に、このミッションを企画され、またリーダーシップを取られた皆様方に、参加させていただいた一員として深く感謝申し上げます。ありがとうございました。 |
団員 澤野茂治 「京都南RC 50周年ポリオミッションに参加させて頂いて」 過去に姉妹クラブとして、タイ国の子供達に雨水を飲料水とする浄水機等のボランティア活動を実践して参りましたが、今回国際奉仕として、初めてミャンマー・ポリオ・ミッションに参加させて頂き、子供達の純真な笑顔がとても印象に残り、ポリオワクチン投与を待つ母親の澄んだ眼差しは、慈愛に満ちた、日頃私が目にする慈母観音像の眼差しで、今でも目に浮かびます。こういった人達を少しでもお助けする事が、私達のミッションで叶っていく中で、今後も私のできる限りミッションに参加していきたいと思っております。最後に団長、幹事長、また参加の皆様に感謝申し上げます。 |
団員 末澤武司 「京都南RC 50周年ポリオミッションに参加して」 ミャンマーの地方の町、シトュエとミャーウーまで足を伸ばし、実施した今回のポリオミッションは、大変印象深いものでした。行く先々での民族衣装で着飾った子供達の歌や踊りでの歓迎ぶりや、町中の人が総出とも思えるような人数での出迎えと見送りは、幼児を抱いて集まった若い母親達の積極性と共に、このミッションの重要性と意義深さを如実に物語っており、それに参加できた事に大きな喜びを感じております。 |
団員 武田隆司 「京都南RC 50周年ポリオミッションに参加して」 この度このミッションの話しを伺って、すぐにスケジュールの確認を行ないました。と、申しますのは私自身はRCに入会させて頂いて、してみたかったことの一つにボランティアがあった為です。幸い日程的にやりくりできるタイミングであったので、参加させて頂きました。現実のミャンマーは本当に近代文化とは隔たりがある地だったのですが、人々は優しく、子供達の眼は澄んでいてこちらの心が洗われるような思いでした。丁度その半年前に米国で医療過誤などの勉強をしに行ったのですが、あまりにも対照的で、本当の豊かさというものを考えさせられる旅となりました。 |
団員 谷口主嘉 「ポリオミッションに参加して」 私が今回のポリオミッションに参加すること自体、果たしてポリオ撲滅運動に有効なのか、本当にミャンマーの子供達の為になるのか疑問に感じておりました。支払った旅費を寄付する方が、ポリオ撲滅運動に役立つのではないかと思っていたのです。しかしながら、ポリオミッションに参加することによって、私自身がポリオ撲滅運動の重要性を、肌で感じることができました。これは私自身の、今後のポリオ撲滅運動への姿勢を決定づけたと思います。 |
団員 辻 保年 「京都南RC 50周年ポリオミッションに参加して」 今回のミャンマーへのポリオミッションの参加は、私にとりまして2回目であります。前回は一昨年の1月10日から8日間でした。私はミャンマーが好きです。何故なら今より約60年も前、インパール作戦に従軍し、約2年余り駐留し、そしてその間、多大の糧秣(まつ)の徴発を行った時、現地の人は好意的によく協力してくれました。その有難い思い出があります。その恩返しの一端として、また世界からポリオを絶滅するという崇高なる目的の一端を担う意気ごみで参りました。そして現地の人々の喜びの声や顔に接し、本当に来てよかったと思いました。もしこの世界から、天然痘と同じくポリオを撲滅できたら、この次はまだまだ発展途上国に対し、できる限り何か援助する事に役立ちたいと思っています。 |
団員 西脇眞次 「京都南RC 50周年ポリオミッションに参加して」 私は記録写真係として、ポリオワクチンの一滴一滴が、幼い子供達の小さな口の中に垂らされる感動の瞬間を撮ろうと、夢中でシャッターをきりつづけました。この日のために精一杯のおめかしをしている子供達。自分の番になり泣きだした子も、飴をもらえばもとの可愛い顔に戻ります。母性愛に満ちた母親たちの嬉しそうな顔。額に汗しながら慣れない手つきで次々と投与を行う我らが団員。みんな、美しい顔でした。 |
団員 堀尾 隆 「京都南RC 50周年ポリオミッションに参加して」 ポリオミッションに参加していちばん驚いたのは、思っていた以上に現地の人々の歓迎ぶりに心がこもっていたことです。日本から見ればインフラの整備が無に等しい国ではありますが、そんな状況の中にあっても、現地の熱い歓迎ぶりは、彼らがもっているこのミッションへの大きな期待を感じさせるものでした。百聞は一見にしかず。現地へ行って自分で見、聞き、感じることの大切さを思い知らされた旅行でした。 |
団員 松原六郎(福井フェニックスRC) 「京都南RC 50周年ポリオミッションに参加して」 京都南RCのミャンマー・ポリオ・ミッションに参加させていただき、本当にありがとうございました。昨年の地区WCSポリオミッションの時には、西村ガバナーを団長にサガイン地区において、多くの子供達にポリオワクチンを投与できましたが、今回も西村パストガバナー団長のもと、京都南RCの皆様とともにポリオワクチン投与のすばらしい体験をさせていただきました。本当にありがとうございました。なるべくおじゃまにならないようにと思って参加させていただいたのですが、しっかり目立ってしまって本当に申し訳なく思っています。このミッションが創立50周年記念事業とお聞きして、スケールの大きさだけでなく、クラブの皆さまの優しい心と、チームワークの良さに感動しました。感謝の気持ちと、自分たちのこれからの活動のことを考えながら帰路につきました。 |
団員 黒川照元(福井フェニックスRC) 「京都南RC 50周年ポリオミッションに参加して」 2001〜2002年度、西村二郎ガバナーの時、私は世界社会奉仕委員として、初めてミャンマーを訪れて以来、今回で4度目のミャンマー訪問になりました。この度はポリオミッションに参加させて頂き、本当にありがとうございました。ポリオワクチン一斉投与では、精一杯化粧し、心配顔で子供を抱きかかえ順番を待つ母親達の姿は、今の日本にはない大切な心を感じました。そして感動の中、この事業が大成功裡に終了した事、京都南RC皆様方のご努力に対して心から敬意を表したいと思います。最終日、タイ・バンコクの慰労パーティーで、ビチャイ・ラタクル元RI会長にお会いできた事も、良い思い出になりました。最後に、この50周年を契機として、京都南RCが益々繁栄されますことを、心からご祈念申し上げます。 |
団員 園田英治(甲西石部RC) 「慈愛の国際支援の重み!!」 今回の京都南ロータリークラブ創立50周年記念事業の、ミャンマーでのポリオ生ワクチン投与は、たいへん意義深いものであったと思います。それは、今回の活動の地域は、2000年初頭にポリオが発生した所であり、隣国が大きな問題を抱えているインドとバングラデシュの国境の地であります。その課題は昨年度、最大のポリオ発生国であるインドと、再感染の高いバングラより持ち込まれる、ポリオ輸入株の流入と戦っている特定地域での一斉投与を、一番必要としていた地域です。このような地域を記念事業の活動の拠点として選択され、医療支援活動をされました京都南ロータリークラブ会員皆様方に、心より敬意を表すと共に、感銘させていただきました。ミャンマーは、2001年にRI2650地区WCS事業支援国として、調査に入国して以来5度目の訪問でありましたが、いつ訪問しても感じることは、彼らの心の豊かさと素朴な優しさは、日本社会で味わえない癒しを与えてくれます。満面の笑顔と踊りで迎えてくださった村々の人々に、感謝の気持ちで一杯です。あの子供達が将来、強い精神力と包容力のある立派な力強い人間に育って欲しいと願っています。京都南ロータリークラブの皆さんの今回の事業のお陰で、ご一緒にまた新たな感動をいただくことができました。ありがとうございました!! |
団員 園田英樹(園田英治氏子息) 「移動トラックの車上から」 そこはまるで、今はもう思い出の中にしか見ることができないような、古きよき日本のようでした。自転車が巻き上げる素朴な土のかほり。すれ違う人々の屈託のない笑顔。秋のみのりの収穫を終えた畑の脇で楽しそうに食事をする家族。そういえば、どんなに質素な食事でも、みんなでワイワイ食べるのっておいしかったよな〜。いつかどこかで見たなつかしい風景が、知らず知らずのうちに脳裏をかすめてきました。そんなほほえましい光景を移動トラックの上から眺めながら、タイムスリップしたような感覚におちいったのは私だけではなかったと思います。わたしの幼き頃の記憶の片鱗をたどるような旅は、発展を成した今の日本が見失ってしまった何かを探すことだったのかもしれません。この国は、なぜ一部の人々のこころを魅きつけてやまないのか? その答えは、この旅を通してようやくたどり着けたように思います。そして今わたしにとってまた一つ新たな意識改革が起こりました。今までになかった、新しい、そして素晴らしい感動をありがとうございました。最後になりましたが、このミッションを企画してくださった京都南ロータリークラブに皆様に衷心よりお礼申し上げます。 |
団員 回渕和治(八日市南RC) 「ミッション大成功おめでとうございます」 京都南RC様創立50周年、誠におめでとうございます。その記念事業に小生も参加させて頂き、お礼申し上げます。貴クラブの素晴らしいメンバー諸兄と同行させて頂き、人生の楽しい1ページとなりました。心よりお礼申し上げます。有難うございました。小生ミャンマーへは今回で4回目となります。風土に慣れていると思っていましたが、今回初めて下痢をしてしまいました。巷では「○○が毒饅頭を食わせた」という噂話もありますが、原因は決してそうではありません。すべて自己管理の無さと反省しています。 |
団員 大島良夫(京都北RC) 「京都南RC 50周年ポリオミッションに参加して」 京都南RCの皆さん、50周年ポリオミッションご成功おめでとうございます。小西幹事長にお誘いを受け、地区の撲滅キャンペーン委員として参加させて戴きました。 SITTWEまでの高速船も初体験ですし、バングラデッシュとの国境近くまで行けることも魅力でした。Myanmarは2回目ですが、田舎の素朴な地域でのワクチン投与には満足感がありました。子どもと接する幸せを肌で感じてきました。撲滅までの道のりはまだまだですが、一歩一歩進みたいと思います。 |
団員 伊藤瑠光子(水口RAC) 「ミャンマー好き。ここに住む!!」 市場のモチにあたるという惨事に見舞われるまでそう豪語していましたが、今またその思いが募り、私を苦しめています。ミャンマーの人の素朴さ、見返りを求めない優しさ。澄んだ空のように、綺麗な心。そして抱きしめたくなるような、子ども達の愛くるしさ。この子達の未来に光あれと、祈らずにはいられませんでした。シトュエに向かう船の中で、本当に親切にミャンマー語を教えてくれた男の子。その笑顔に、もう一度会いたいです。 |
シトュエで移動に使った京阪バス | ミャーウーシティホールでの出発式 |