基本方針

基本方針

1954年3月11日。京都南ロータリークラブは、京都ロータリークラブをスポンサークラブとする、京都市内では初のアディショナルクラブとして、日本国内121番目に設立され、本年度創立67周年を迎えました。 

創立会員は35名でその平均年齢は46歳と、当時国内では1番若かったそうです。「南の風」と称している、当クラブ独特の闊達なクラブ風土が生まれた出発点は、ここにあったのではないでしょうか。

67年間の歴史を経て、今では会員数250名を擁する日本国内で3番目の会員数のクラブになりました。これは、「クラブを大きく育てたい」という先輩諸兄のたゆまないご努力の結晶にほかなりませんが、同時に、二世経営者や地元企業の経営者の会員が多かったことも、大きな要因ではなかったかと思います。

それに加えて、明るく、闊達な、「南の風」と称される当クラブ独特のクラブ風土も、多くの会員を迎え入れました。

67年間の歴史の中で、会員数の増加とともに、時代の変化が、京都南ロータリークラブに数々の変革をもたらしました。数々の改革を経たからこそ、輝かしい今日を迎えることができたのではないでしょうか。

もちろんその変革は、誕生以来変わることのないロータリーの基本理念に沿った変革であったし、先輩諸兄が培われてきたクラブ風土、「南の風」の源流をしっかりと伝え育みながらの変革でありました。

それは、時代にマッチした改革を行うことが、京都南ロータリークラブの歴史であり、同時に、当クラブの未来を創る、唯一の道でもあります。

一人ひとりの思いや言動が伝統と格式を築き上げてきたのと同様に、その伝統と格式を傷つけるのも一人ひとりの行動や言動だからです。しかし、だからといって、これに縛られて、氷のように固まってしまっていては、改革は何もできません。

 一人は会員の為に、会員は京都南ロータリーの為に。そうして、志を同じくするものが、相集い、力を合わせ、英知と勇気と情熱をもって明るい豊かな京都南ロータリークラブを作りあげたいと思います。

又、クラブ内に於いて、例会、理事会、アッセンブリー等、公式な会議等の運営についても、従来通りの運営、過去を踏襲した資料等々を一旦見直し、現在という時代の、この社会での、ロータリーの基本理念に則った京都南ロータリークラブらしい運営方法を考えることが急務ではないでしょうか。
また、各年度のクラブの例会・理事会・アッセンブリー等の運営に於いても、理事・役員・委員長を筆頭に、今以上に緊張感をもって臨むべきでだと思います。

今後会員が更に増加しても今までのようにクラブ運営ができるかを、今一度考えてみる必要もあります。

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