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週報表紙絵

本年度の週報の表紙には「京都から始まった世界あるいは日本で最初のモノやコト」をイラストや写真で紹介させていただきます。

【No.1 - No.12】 【No.13 - No.24】 【No.25 - No.36】 【No.37 - No.46】

No.25
家紋
 家紋は平安時代、京都で好まれた公家家紋が始まりで、武家社会では戦場での旗印として発達しました。戦地では敵味方が相混じって戦えば、どちらが的で味方かを見分けることが必要になり、そこで旗やのぼりを立て、互いの目印となる紋をつけたそうです。
No.26
学習院
 学習院はもともと京都にあったそうです。弘化4年(1847年)京都御所日御門前に学習院が開講され、明治となり京都学習院は「大学寮代」と改称され、明治10年東京に学習院が開校されたそうです。
No.27
訪問看護
 日本で2番目の看護学校「京都看病婦学校」では明治20年(1887年)貧困改訂の病人のために無料で巡回看護を行った歴史があります。この巡回看護は日本における「訪問看護」の初期のものだそうです。
No.28
チンチン電車
 明治28年(1895年)2月1日 七条ステーション(京都駅)〜伏見油掛町)を日本初の市街電車が走り出しました。京都電気鉄道株式会社(京電)の経営によるこの電車は、出発の合図の音からチンチン電車と呼ばれ、親しまれました。
No.29
日本初の映画上映
 明治30年(1897年)2月稲畑勝太郎により木屋町蛸薬師に京都電燈灯会社の庭にて試写されたのが、日本の映画史の幕開けでした。第1回公開映写は、新京極の東向座(現在の弥生座の向い)で行われ、フランスの情景が1分足らず映し出されただけでした。
No.30
京都議定書
 日本初、「KYOTO」の名を国際法に残しました。
1997年2月「地球温暖化防止京都会議(COP3)」で、日本が議長国となり「京都議定書」を採択。2005年2月16日地球温暖化防止に向けた「京都議定書」が発効し京都はその名を国際法に残す日本最初の都市となりました。
No.31
日本初の銭湯
 平安後期にかかれた「今昔物語」(1120年頃)に「京・東山鳥辺野に蒸し風呂の町湯があった」という記述があり、これをもって「平安後期の京都に、銭湯のはしりといえる湯屋が登場した」といわれています。
No.33
両切りたばこ
 明治24年(1891年)日本で初めての両切巻たばこ「サンライス」が発売されました。京都が生んだ「東洋のたばこ王・村井吉兵衛」は、たばこの製造が専売局に移るまで、大和大路馬町に機会館という赤レンガの工場を建ててこの世界に君臨したそうです。
No.34
医師試験制度
 京都府では明治7年6月に「これからは京都市内で新規開業の医師は、寮病院で試験をうけるべし」と布達をだし、7月に試験科目を制定し、合格者には医師免許を与えて開業を許可しました。これが日本で最初の医師検定試験だそうです。
No.35
日本初の公立の画学校
 明治13年(1880年)、画家たちによる美術学校設立の要望が実り、日本初の公立画学校、京都府画学校が京都御苑内に設立されました。
No.36
京都市交響楽団
 日本で最初に誕生した自治体直営オーケストラは、「京響」の名で親しまれている京都市交響楽団です。昭和31年(1956年)4月創設されて以来、半世紀の歴史を刻んでいます。

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