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週報No.41(5月10日)
自然金 産地:兵庫県養父市中瀬鉱山
中瀬鉱山は、アンチモンと金を目的に採掘された鉱山で、近畿地方では数少ない、立派な自然金が産する鉱山として知られている。金鉱山から産出した金鉱石で、肉眼ではっきり金を見ることのできる鉱石というのは意外に少ないものである。
週報No.42(5月17日)
自然銅 産地:岩手県和賀郡西和賀町土畑鉱山
自然銅は、銅鉱床の酸化帯から二次鉱物として産することが多い。土畑鉱山の自然銅は、銅赤色の結晶が樹枝状に集合したもので、稼働している鉱山が無くなった現在では貴重な標本である。
週報No.43(5月24日)
束沸石 産地:愛媛県上浮穴郡久万高原町槇野川
以前は槇野川付近には安山岩を採掘する採石場が数多くあり、安山岩の晶洞より、沸石類・魚眼石・ダトー石などの美しく大きな結晶がたくさん産出した。日本でも5本の指に数えられる沸石類などの産地として有名である。
週報No.44(5月31日)
水晶(日本式双晶) 産地:山梨県甲府市黒平
山梨県の甲府付近は昔から水晶の産地として著名で、甲府の町も水晶の加工からスタートし、宝石の町へと発展してきた。日本式双晶は水晶の最もポピュラーな双晶の1つで、山梨県産水晶の日本式双晶は、世界に冠たる日本産鉱物の代表的標本である。
週報No.45(6月7日)
スパー石 産地:岡山県高梁市布賀
スパー石はカルシウムの珪酸塩鉱物で、高温型スカルンの代表的鉱物の1つである。普通は、白色〜帯青白色であるが、布賀の一部からは美しい紫色のスパー石が産出し、発見当時には鉱物愛好家の間で大きな注目を集めることとなった。
週報No.46(6月14日)
カンラン石 産地:東京都三宅島
カンラン石は、マグネシウム・鉄が主成分の珪酸塩鉱物で、重要な造岩鉱物の一つである。美しいものは、オリビン・ペリドットと呼ばれ、装飾品とされる。三宅島のカンラン石は、カンラン石玄武岩の風化によって分離されたものである。
週報No.47(6月21日)
鳴石(褐鉄鉱) 産地:沖縄県八重山郡西表島
鳴石は、新しい時代の地層から産出し、外側は褐鉄鉱(不純な針鉄鉱)の殻をもち、内部は砂や粘土などがつまっている。乾燥すると内部に空洞ができて、振るとコトコト・カサカサと音がするようになる。
週報No.48(6月28日)
アラレ石 産地:和歌山県西牟婁郡白浜町湯崎
温泉の沈殿物で産出したアラレ石である。小石などを核にして、結晶が成長したものと思われる。アラレ石は方解石と同じ炭酸カルシウムで、結晶構造が異なる。熱水から晶出するときの温度や溶液の化学成分によって、アラレ石か方解石になる。
週報 最終回
益富雲母 産地:滋賀県大津市田上山
(財)益富地学会館初代理事長:益富寿之助薬学博士(1901〜1993)は、原色岩石図鑑(保育社)の著者で、宮内庁委託として「正倉院薬物を中心とする古代石薬」を調査し、石薬の重要性を示された。益富先生の鉱物への功績を称え、長島弘三博士らの研究によって、新鉱物「益富雲母」が誕生した。
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