◆
HOME
◆
組 織
◆
行事報告
◆
近隣クラブ例会場一覧
↓写真をクリックして頂くと
大きなサイズがご覧になれます。
7月-8月
9月-10月
11月-12月
1月-2月
3月-4月
5月-6月
週報No.8(9月1日)
アラレ石 産地:三重県鳥羽市白木
アラレ石の成分は炭酸カルシウムで、方解石と化学組成は同じであるが結晶構造の異なる同質異像の鉱物である。白木のアラレ石は蛇紋岩の割れ目に、イガグリのような白色針状の美しい結晶集合体で産出した。
週報No.9(9月8日)
菱沸石(りょうふっせき) 産地:香川県高松市鷲ノ山
菱沸石はカルシウムを主成分の沸石の一種で、たくさんの種類がある沸石類の中でも普通に産出する種類の1つである。鷲ノ山の菱沸石は、安山岩の空隙に、すこし歪んだような立方体結晶をなして産する。
週報No.10(9月15日)
車骨鉱(しゃこつこう) 産地:埼玉県秩父市秩父鉱山
車骨鉱は、銅・鉛・アンチモンを成分とする硫化鉱物で、日本では産出の稀な鉱物である。秩父鉱山はその代表的な産地の1つである。写真では、鋼灰色金属光沢の結晶が車骨鉱で、淡桃色葡萄状の部分は菱マンガン鉱である。
週報No.11(9月22日)
鱗珪石(りんけいせき) 産地:熊本県熊本市石神山
鱗珪石は、石英(水晶)と同じ酸化珪素(SiO2)の鉱物である。酸化珪素は、生成されるときの温度や圧力によって、結晶構造の異なった数種類の鉱物になる。石神山の鱗珪石は安山岩の空隙に、六角薄板状の結晶で産出する。
週報No.12(9月29日)
こぶり石(オパール) 産地:石川県珠洲市本村
こぶり石は、能登半島に広く分布する珪藻土の中から産出する不思議な石である。輪島や七尾あたりでは、みやげ物屋などで黒塗りの台を付けて「こぶり石」の名前で売られていた。鉱物学的には、オパール(水を含む非晶質の珪酸)である。
週報No.13(10月6日)
斜開銅鉱(しゃかいどうこう) 産地:広島県尾道市(生口島)林
斜開銅鉱は、銅の砒酸塩鉱物で、特徴的な藍青色を放つ鉱物である。斜開銅鉱はこの産地で発見されるまで日本ではたいへん珍しい鉱物であったが、ここでの発見がきっかけとなって、日本各地で見つかるようになった。
週報No.14(10月13日)
文石(ぶんせき)(不純なアラレ石) 産地:台湾 澎湖(ペンフー)島
玄武岩の空隙に、美しい同心円状の模様が浮かび上がっている。玄武岩の空隙には、瑪瑙・沸石類・方解石など様々な鉱物が生成されていることが多い。この美しい模様を作る鉱物は、褐鉄鉱などの鉄鉱物を含むアラレ石と思われる。
週報No.15(10月20日)
黄鉄鉱 産地:青森県西目屋村 尾太(おっぷ)鉱山
黄鉄鉱は、鉄が主成分の鉱物であるが、金色に輝くことから金とよく間違われる鉱物のひとつである。尾太鉱山の黄鉄鉱は、サイコロのような六面体を基調とする真鍮色に輝く結晶で、透明度の高い水晶と共に産出する。
週報No.16(10月27日)
木村石 産地:佐賀県唐津市切木
木村石は、カルシウム・イットリウムが主成分の炭酸塩鉱物である。東松浦半島に分布する第四紀の玄武岩中から1986年に発見された新鉱物で、放射化学の権威であった木村健二郎博士に因んで命名された。
▲top
Copyright (C) 2011 RotaryClub of Kyoto South, All rights reserved.