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週報No.17(11月10日)
燐灰石 産地:神奈川県山北町 玄倉(くろくら)
燐灰石は、人の骨や歯を作る鉱物の仲間で、ある意味では人間と最もかかわりの深い鉱物である。骨や歯を作るのは水酸燐灰石であるが、この結晶は弗素燐灰石である。玄倉は日本での美しい燐灰石の産地として有名である。
週報No.18(11月17日)
石膏(繊維石膏) 産地:宮城県加美町宮崎鉱山
石膏は、8分子の結晶水を含む硫酸カルシウムで、これを焼くとギブスなどに使われる無水の焼石膏になる。石膏はモース硬度2で、滑石に次いで軟らかい鉱物であるが、緻密な石膏は“アラバスター”という名称で、彫刻などに使われる。
週報No.19(11月24日)
チンゼン斧石 産地:高知県香美市穴内鉱山
斧石は、硼素を含む複雑な珪酸塩鉱物で、含まれる元素によって数種類に分類されている。結晶の形が斧のように見えるのでその名がついた。チンゼン斧石はマンガンを主成分とする斧石で、穴内鉱山のものは鮮やかなオレンジ色が特徴である。
週報No.20(12月1日)
リチア電気石 産地:茨城県常陸太田市妙見山
リチア電気石より、トルマリンという名前のほうがよく知られている。宝石質の美しいトルマリンは、ほとんどがリチウムを主成分とするリチア電気石である。日本では残念ながら宝石質のものはほとんど産出しない。
週報No.21(12月8日)
碧玉(へきぎょく) 産地:島根県松江市玉造
玉造の近くにある花仙山は、瑪瑙や緑色の碧玉の産地としてよく知られ、ここでは古代から勾玉や管玉の加工が行われていた。碧玉はジャスパーとも呼ばれ、赤色と緑色のものがあるが、赤色は酸化鉄、緑色は微細な緑泥石類が含まれていることによる。
週報No.22(12月15日)
トパーズ 産地:滋賀県大津市 田上山
黄色の宝石の代表と思われているトパーズであるが、実際には黄色のトパーズと言うのは稀で、普通は無色や空色のことが多い。田上山は岐阜県苗木地方と並んで、日本のトパーズの代表的な産地で、明治時代には海外にも輸出されていた。
週報No.23(12月22日)
ヒスイ輝石 産地:新潟県糸魚川市 小滝
糸魚川地方から産出するヒスイ輝石は日本を代表する宝石鉱物で、その宝石としての歴史は世界最古である。ヒスイ輝石は主に蛇紋岩地帯に産出する鉱物で、日本では数ヶ所の産出が知られているが、宝石質の美しいものは糸魚川地方に限られている。
週報No.24(12月29日)
アルモヒドロカルサイト 産地:群馬県藤岡市鈩沢(たたらざわ)
アルモヒドロカルサイトは、カルシウム・アルミニウムを主成分とする炭酸塩鉱物である。鈩沢では、母岩中の苦灰石脈中に、淡緑色の菱鉄鉱などを伴って、桃色の絹糸光沢をもつ放射繊維状集合体をなして産する。
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